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zoom RSS 非行救出それとも援助交際?

<<   作成日時 : 2013/01/25 16:13   >>

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画像 依頼される観望会に持って行く望遠鏡を、これまでの15pニュートンから、28センチシュミットカセグレンにグレードアップしました。

 C11と呼ばれるこの鏡筒は、30年近く前使っていたことがありましたが、あまりの見えの悪さに数年も使わないうちに手放してしまいました。
 しかし、その後、見えの悪さの原因が組立ミスに起因する例が多いことが次第に判明し、見直されつつありました。

 昨年暮れ、たまたま見ていたヤフオクに、いかにも粗末に扱われていたと思われるC11が出品されていて、そのあまりの状態の悪さに全く値がつかないでおかれているのを発見。悪い大人に騙されて非行の道に引き込まれてしまった少女を、苦界から救出する心意気で入札したら、見事こちらの言い値で落札できてしまいました。
画像
 我が家にやってきた“彼女”は、写真で見て思ったよりひどい扱いは受けておらず、ほぼ定石通りの調整をすることで、かなりのレベル(少なくとも買値以上)の見え味を得ることができました。

 ただ、シュミカセの最大の欠点である、補正レンズの夜露による曇りには閉口しましたが、これは長いフードを紙(=段ボール)で作ることでほぼ解決できることが分かっていましたのでさっそく実行しました。
 その後、今年になって、なぜかこのC11の筒だけが部品として出品されていたのを見つけゲット。内側に段ボールを張り付けて、見事金属製フードとすることができました。

 ところで、大口径を観望会に持ち込むことの効能のひとつは、まずは目立つし人気者になれることですが、もうひとつ、雲が出てほとんど見えないような状況でも、かなり悪い状態まで対象を観せることができることが挙げられます。

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コメント(2件)

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このときの組み立てミスというのはどう言うことだったのですか。そして、どのような調整をしてまっとうな人生へ引き戻してあげるのですか?
かすてん
2013/01/25 21:42
かすてんさん、おはようございます
「光軸の未調整」がいちばん言れていることですが、副鏡調整ネジでいくら調整しても改善しない、もしくは移動するとすぐ狂ってしまうと言った場合、その前に補正盤(レンズ)の遊び過ぎや閉め過ぎを疑うことにしています。
チェックは補正盤を抑えている細いリングを外し、副鏡セルをつまんでずらし、遊びの状態を見ます(けして回転させてはいけませんよ!)。遊びが眼に見えるくらいでしたら、補正盤の厚さ×2センチくらいに細長く切った厚手の紙(カレンダーの用紙。ほんとは薄手のコルクが本格的なのですが)を、最低3方向から挟み込んでガタツキを止めます。ただし無理に詰め込んではいけません。自然に入るだけでいいです。そして補正盤固定リングを戻しますが、この時も補正盤に無理な力のかからないぎりぎりの締め付けを体得してください。これで光軸あわせをしてどう見えるか(ジフラクションリングが見えるかどうか?)で、ここでやめるかさらに追及するかを判断します。
「さらに追及」とは、補正盤を回転させることで、およそ八分の一程度ずつ補正盤を回転させ、そのたびに光軸調整して星像を見る、というものです。(補正盤のガラス材に方向性がある=屈折の対物レンズは必ず調整しているらしい)
「組立ミス」といったのは、こういった調整(特に回転調整?)がされないまま出荷されてしまっていたという意味でして、それぞれの光学面自体の研磨精度は、日本では絶対できないくらい高いもののようなのです。(アメリカおそるべし…です)
やぬし
2013/01/26 07:53

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