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zoom RSS 気になって火星

<<   作成日時 : 2010/01/11 09:38   >>

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1月10日の火星 甘いのボケてるのと不快感を持つ人もいるらしい私の火星画像。またしてものアップ。そしてそういったご意見を仰る方への答えでもあります。
 今日は画像に矢印をつけさせていただきました。ふたつの矢印の交点にかすかに白っぽい部分があるように見えませんでしょうか?同じものは昨日の画像にも見られます。
 場所はアルギューレ盆地というところあたりのようです。ただ、かなり白く見えているので、雪が降ったとか雲がわいたとかの“異変”があったのかもしれません。
 ところが、日本じゅうに火星を撮影しているハイアマチュアがかなりいるはずなのに、検索してもこの時間の画像が見つからないのです。
 同じようなことは10数年前土星に白斑が発生した時も経験しました。自分の眼では確かに見えているのに、第三者の確認がとれないといういらだちです。その時、いろいろ言われていてもある時間で切ったら意外に見ている人は少ない、ということを実感しました。

 火星の話に戻れば、昔鈴木寿寿子さん(故人)という方が、微動もついていない6センチ屈折望遠鏡で、見事な火星像をスケッチされ、それが本になり衝撃を呼びました。
 何が言いたいかと言えば、たとえ6センチといえども、きちんとした姿勢で向き合えばそれなりの成果が得られるということ、見ても無駄といことはないということでしょうか。むしろたとえ貧弱な機材でも、多数の人があらゆる時間帯に眺め続けてくれていれば、貴重な現象が“まぼろし”ではなくなることも意味します。

 ところが、世の中は逆で、例えば今回の接近は“小接近”だからたいした期待はできないとか云う話が、プロやハイアマチュアの見解として流布されています。一方飛躍的に進歩した画像処理技術は、まるで衛星画像のような詳細な画像をネットに流し、スケッチや一枚撮り写真は無意味とばかりに聞こえてきます。

 でも、私のつたない技術でとらえられるくらいの”現象”の真否すら、ここ数日のネットは答えを出してくれません。これが今の天文事情と言ったら言い過ぎでしょうか?
画像
 もう一枚はオリオン座の左上の一等星ベテルギュース。
 連日の晴れはありがたいのですが、星の光に何んとなく冴えがありません。どんよりしていると言ったら言い過ぎですが。ということで、明るい星の写真を撮って空気の状態を確かめてみようと思った次第です。
 光芒が楕円形なのは私の光学系のせいでしょうか?

 ところでベテルギュースには昨日人騒がせなニュースが流れました。ベテルギュースに超新星爆発の兆候というのがそれ。
 人騒がせと言えば人騒がせ。はたまた、そうなったら当分オリオン大星雲の写真が撮れなくなるというおめでたい思い。

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コメント(7件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちわ、ももで〜す。
そのせっかくの貴重な現象!?
それならば、なおさら今流行のビデオで撮ってスタックする手法で撮っていればもっと凄いことが分かったかも?

わざわざ一枚撮りの画像で、何かが写ってる!とやきもきするなら、初めからもっと細かいところに迫れる撮影手法を選んだほうがいいような気がします。

とはいえ、そのときに誰かが見るとか撮影をしていないとお話にならないわけで、ワタシのように観測も撮影も観望もしない人の言う言葉ではありませんね。
失礼しました。
もも
2010/01/11 13:50
それって、惑星見るならちっちゃいので見てても無駄だから、デッカイ望遠鏡買ってから見ればとか、もっと機材そろえてからじゃないとダメって云うのと同じこと言ってません?
やぬし
2010/01/11 16:37
ももさん
 ちょっとおかしいと思うな。「こういう風に写ってなければ意味が無い」と考えるよりも、きちんとしたデータを残しておく事に意味があると考えるべきじゃないか。それが観測記録として使えるかどうかは後で分かるのだから。
 例えば、やぬしさんの写真について言えば、他所でもっと精度よい写真が撮られていれば記録としての価値は低くなり、逆に他所にないのであれば、1枚撮りだろうが少々ボケていようが貴重な記録になるわけですから。
かすてん
2010/01/11 18:46
こんばんわ、ももで〜す。
う〜ん、無駄かどうかは置いといて。
たとえば、もっと暗い星が見たければより大口径を選択しますよね。
もっと火星の細かいところを追求したければ、そういう機材や撮影法を選択する方法もあるのかな?って。
そういうことでした。

小口径で、大きな模様の変化を狙うとか。
きちん継続的なデータを残していくとか。
今の機材でどこまで迫れるかとか。
とりあえず撮影はしておこう。
それぞれに星との向き合い方はありますよね。

やぬしさまが今のスタイルで火星を撮って、
こうして公表されておられる。
単発的に凄い火星の画像を得るよりも、とりあえず精細な画像ではなくとも、こうして記録して発表しておけば、こういう突発的な現象でも記録として役にたつこともありうるということ。
他の観測者がこの時刻に撮影された画像を探しているかもしれませんしね。
そういうことなのだと思いますがよろしいですよね?

かすてんさんの観測も言わば似たようなことなのでしょうね。

なんか、ワタシが場違いなことを書いて、気まずい雰囲気にしてしまってごめんなさいね。お詫びいたします。

もも
2010/01/11 20:40
あらあら、かすてんさんまで巻き込んじゃいましたね。ごめんなさい。
実は、ももさんと私の見解の相違(というかももさんの明らかな間違い)は、ももさんが「おいといて」とした部分なんですよね。
ま、議論に詫びが入ってしまうのは不本意ですので、こんなところでやめときませんか。
やぬし
2010/01/11 21:42
私も横入りして済みませんでした。
かすてん
2010/01/11 22:25
かすてんさん、こんばんは
色々ご心配かけてすみませんでした。
ももさん、自分とこでも述べてますが、私の指摘通り小口径とかでの観測は無駄、無意味ということでしたね。でも、こんな議論以前どこかでしたようなって思ったら、アポロが月に着陸した時やボイジャーが外惑星の鮮明な写真を送ってきた時でしたね。
そして、議論の答えみたいなものは天文ガイドの1月号に登場した横浜の堀川邦明さんのお話あたりではないでしょうか。
また、小さい口径しか持てない子どもたちや初心者の人たちに「小口径でもこれくらいのものは見えますよ」と諭すには自分が覗いていなければお話になりません。また、そうやってすそ野を広げていく上でも、小さな器械でも役立つ成果は得られることは、いつも頭に入れておかないといけないと思っています。それに、ピンポイントでも高精度は絶対必要ですが、それは低精度でも長時間の監視するということと合わさってはじめて生きる成果で、それはとても一人できるものではないですよね。
あ、これはかすてんさんとの個人的会話。
そうそう、先日の例会で“レジスタックスのルール”というのも教わりましたよ。
やぬし
2010/01/12 23:03

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