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zoom RSS 鏡掃除の憂鬱

<<   作成日時 : 2009/08/09 23:52   >>

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セルの構造 長崎の原爆祈念日。

 朝から湿度はたぶんほぼ100%。じっとしていても汗がにじんできて、体中べとべとして気持ちが悪い。

 実は梅雨の間から迷い悩んでいたことがありました。25センチ反射鏡筒の鏡掃除。
 いや、鏡をきれいにするのはスッキリするしイヤではありません。いやなのは元に戻せるかいつの不安になるから。

 写真が25センチ反射鏡筒の鏡部分。鏡を伏せた状態にしてあって、手前がおしり側。
 鏡を支えているのが丸い板で、その3個づつを三角の板が支えます。その接点はベアリングの球。その三角の板を六角形のフレームが支えますがそのそれぞれの接点にもベアリングの球。鏡とこれら板やフレームを覆うように鍋の形をした鋳物のカバーがつくのですが、この鋳物と六角フレームの接点も3か所のボールベアリングの球。しかもその球は、カバーにねじ込まれた中心がへこんだイモネジの頭に乗らなければなりません。

 とにかく、時間を気にせず、いつでも一からやり直せる覚悟でやらなければならず、見事組み上がるのはほとんど偶然。うまくいったのがいつもしばらく信じられないのです。

 で、このややこしいセルに何か優位性が感じられるかといえば、今のところ何もありません。とにかくほんのわずかなねじの締めすぎですぐに鏡の変形を呼び、光軸修正も手でも緩むくらいに柔らかく調整ねじを締めないとたちどころに鏡の変形にまで影響が及んでしまうのです。

 今回も、何んとか組み上げに成功。でもまだどうしてうまく組み上がったか不思議な気分。

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コメント(6件)

内 容 ニックネーム/日時
こんにちわ、ももで〜す。
なかなかメカニカルなセル構造!
かっこいいですね〜
ワタシの巨大鏡もこういうのにしたいのですが〜
鏡が撓むか、セル構造が撓むか・・・
もちろん構造的な解析もできないのでなんとも言えないのですけれど〜
この六角のフレームが不要な気がしてます。

それと、この9点支持の位置。
鏡の面積を9等分する方法もあるようですが、
それだと一個あたりの重さが均等になるのでいいような気もしますけど?
でも〜斜めにも逆さにもなるので〜本当にそれでいいのかも分からないし〜
もも
2009/08/10 18:27
ももさん、こんばんは
ね〜、かっこいいでしょ。プロ中のプロのためにプロ中のプロが作った構造ですよ。でも、どこかで道を踏み外してるんですよねー、現実は。最後、セルに収めた後、鏡に当たっている円盤の廻り具合で締め付けの強度を調節するんですが、その微妙さときたら我ながら神業じゃないかって思いますね。

 ももさんの鏡の大きさだと9点は厳しいので、できれば27点、少なくとも18点指示としたいところでしょか?それと同じくらい大事なのは、鏡を納めるセルかな?出来るだけ軽くて丈夫な構造を考える。横ずれ防止も赤道儀形式だと難題ですよね。まあ、ももさんなら何とかしちゃうんでしょうね。まったく心配してません。
やぬし
2009/08/10 19:51
こんばんわ、ももで〜す。
漠然としたイメージですが、ふにゃふにゃのこんにゃくを歪み無く支持するのに、とうふの台を使ってるんじゃないか?と思うことがあります。
とうふの上にそのまんま、こんにゃくを置いたほうが良かったりして?
って、凝った多点支持の自作例を見て思うことがあります。

実は、
ワタシのところに転がり込んで来た巨大鏡。
9点支持の痕跡がありました。
一個の直径が4cmくらいの鋼製の円板が張り付いておりました。でも、それは紛失してしまっていて数個しかくっついてなかったので、数が足りずに利用できません。
なので〜あんがいその程度で十分なのかな?って。
その9点支持のコマを貼り付けていた跡(コーキングみたいなのでねっぱしてあった跡)が残ってるので、
その位置を基準に作れば余計なことを考えずに済みそうだし〜
そもそも天体用なのか、どういう使われ方をしたのかは定かではないのですが〜いちおう「天体望遠鏡用鏡」ということらしい・・・
それと、中央の穴で支持するのは良いのですが、ガタの除去と剛性確保と、傾きを調整したときの傾きを逃がす機構・・・の両立をどうしようかな?って。
何とかして、何とかなればいいのですけど、何ともならなかったらどうしよう・・・

もも
2009/08/10 20:43
ももさん、こんばんは
鏡の保持は、鏡を分厚くして歪みを抑えるか、鏡を薄く軽くして、その分、殻を丈夫にするかだと思っています。結局殻との接点は三箇所ですけど。
多点支持、私は天文雑誌なんかに載っていた図面を(「星の手帳」のドブソ特集号なんか)、目指す鏡の大きさに拡大コピーして、それを型紙にして切り出してました。材料はそれなりの厚さのコンパネ。厚ささえ厚くとれば、丈夫な割に重さは軽いです。
中央支持の心棒は、数ミリの遊びがあっても、横ずれは影響が少ないのではと。ずれ止ですから。
あ、それと、あの鏡、シュミカセの主鏡に影が似てません?F値も2とか3ですから同じ。昔セレストロンが60センチくらいのシュミットカメラ作ってましたよね。
やぬし
2009/08/10 23:54
こんばんわ、ももで〜す。
ワタシも基本はそのとおりだと思います!
一般的に(自作の場合ですが)鏡のゆがみを保持できる殻の強度はどのくらいあればいいのかの検証が足りない気がしてます。
殻が丈夫なら平均的にベタッと置いただけでもいいような気がして仕方ありません。
恒星像が点にならないのは何故?という場合。
鏡が歪んでいるのか、光軸が歪んでいるのか、セルが歪んでいるのかを別々に修正・調整ができないと〜何やってるかわからなくなりそうな〜私が自作する場合ですけど。
だからセルをどのような構造にしたらいいかサッパリです、は〜あ。
頑丈にすればいいというわけもでも無さそうだし。
重くなって、全体が歪んだら元も功もない

中央支持での遊びですが、光軸から直角方向の移動は撮像する場合には致命的な欠陥になりそうで〜
もちろん、数分以内で動かなければいいのですが〜
撮像画面での光軸のズレに伴う像の崩れ自体は影響は少ないでしょうね。
撮像中には動かないと仮定して、ガタを持たせるのもアリですね〜なるほどです。
動いたらまた取り直せばいいですもんね、デジカメだから。

シュミカセの主鏡は球面じゃなかったっけ?
あれ?シュミットが球面か〜
もしかしたら、放物面だと思ってけど楕円面とか
偏球面だったりして??
あれ〜!!!
もも
2009/08/11 00:23
ももさん、おはようございます
地震はいかがでしたか?こちらはちょっと騒いでいます。
シュミカセは、完全に私の勘違いですね。お恥ずかしい。
でも、とするとあんな明るい非球面鏡を使った形式ってなんだろ?カセグレン、グレゴリー?

べた置きする殻は、鏡に影響を与えないだけのある程度の平面精度が必要ですけど(ハニカムみたいに穴ぼこだらけでも全体として)、それを多点支持にすれば、丈夫な場所を3か所作れば良いということでしょうね。
数分で鏡が滑ってしまう角度って、考えにくい…。初めにゆすったりしてずらしてしまえばよいのでは?
それに、精度を気にして複雑化や重量を増やすのと、ある程度の遊びを許して、シンプルで軽量にするかは、目的によるのではないでしょうかね?
やぬし
2009/08/11 07:23

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